日韓関係は冷え込んでいるが、韓国映画は昔の日本映画の様でとても面白い

文化交流は盛んに行われ、国境すらないような感じになる日韓関係ですが、政治的、国際的には険悪なムードになり冷え込んでいます。早く関係修復してもらいたいものです。さて最近韓国映画をよく見るようになりました。

今まで、韓国映画を見なかった理由は簡単です。韓流ブームで誰もかれもが見ていた時代は、あえて見ないようにしていました。そして最近になって見るようになった次第です。自分なりの感想は、とにかく面白いの一言です。

韓国映画は1970代の日本映画を見ているようです。人間関係が単純で、善と悪が明確、泣かせるものは徹底的に泣かせ、笑わせるところは徹底して笑わせてくれます。とにかく感動させてくれます。そしてラストこうなったらいいなあと思っていたら大概そうなります。この明確さわかりやすさがいいのです。

順に良かった作品を紹介します。『サニー 永遠の仲間たち』タイトルとジャケットからは想像もできない良い作品でした。不良女子高生グループが中年になって、余命2か月のリーダーの為に再結成しようと言う話です。過去と現在を上手く織り交ぜながら、高校時代の各自の性格と、今の人生を比較できるように演出し笑わせるところは笑わせてくれ、最後は泣かせてくれました。

次は『セシボン』です。戦後有名なフォークシンガーを世に送り出したライブ喫茶『セシボン』の話です。韓国史上最高のデユオはもともと3人だったと言う設定の、3人目のシンガーを中心とした話です。

歌い始めて間もない頃、深田恭子に似た女子大生に一目ぼれし、彼と彼女を中心にして物語は進みます。恋愛と破局、そして反社会勢力とみなされ逮捕までされます。そして中高年にさしかかった時代のラストシーン。見る人を感動させてくれます。

『泣く男』韓国版ハードボイルドです。殺し屋の話ですが、この銃撃シーンやアクションシーンがハリウッド映画並みで、特に銃撃シーンは日本映画の比にならないくらい迫力があります。アクション映画では完全に韓国が上だと実感しました。

『マイウェイ 12,000キロの真実』日本軍統治下の韓国を舞台にした賛否両論あった作品です。事実と違うと言う意見が多い中、私は映画だからその辺はこだわる必要はないと思います。

映画の中では当然のように日本軍は悪者扱いされています。しかし、日本兵と一緒にロシア軍の捕虜になった時は、韓国兵のリーダーが悪者になってしまいます。この辺の寛大さは立派だと思いました。

そしてドイツ軍の捕虜になった時は、日本兵と韓国兵の間に友情が生まれています。ラストでは日本人だと分かると殺されると言われ、韓国人に成りすましマラソンの試合にでる元日本軍大佐で締めくくられます。この作品は感動の大作だと思いました。

このように、最近の韓国映画を見ていると、日本人が何か忘れたものを思い出させてくれるように思ってなりません。隣の国だけに、文化も似ています。日本人の心に突き刺さる内容の作品も多くあります。かつて韓流ブームが起ったのもうなずけます。韓国映画を見たことが無い人には、絶対おすすめです。